人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ベニスのレストラン 2019/3/9_b0011771_09012045.jpg

フォンダメンタ・ヌォーヴェの船着場の前の気に入りのカフェ“il Caffé gelato”。そのまま?みたいな名前ですが、カフェなので食べ物はピザや簡単な肉料理しかありません。でも安くてボリュームがあって、店員さんもとても感じが良いので今回何度か利用しました。
前にも書きましたが、ベニスのレストランは高くて不味いところが多く、時に観光客と見ると料金を平気でごまかします。そんなわけで、ぼくはベニスのレストランにはほとんど入りません。それでも昼食はどうしても外食になります。
先日、昨年偶然見つけた路地裏のレストランの前を通りかかったので昼ごはんを食べました。この店は席料サービス料をとらないと明記していて、味も普通に美味かった記憶があります。
今回、スープとパスタを頼んだのですが、勘定書きを見た妻がスープの値段が違うと言い出しました。メニューをもらって照合するとスープ代が1ユーロずつ上乗せしてありました
女主人は「コンピューターが時々勝手に間違うんです」などと苦しい言い訳をしてさかんに謝っていました。最初は、チップ代わりに黙認しようかと思いましたが、たった2ユーロでもこういうのはやはり気分が良くないですね。
当初チップを置くつもりでしたが、それもやめて出てきました日本ではこういうことはまずありませんが、みなさんも海外では勘定書きはよくみましょうね。

# by tatsuokotaki | 2019-03-09 22:14 | Trackback | Comments(2)

飛翔するマドンナ  2019/3/4_b0011771_06302331.jpg

コッレール美術館の飛翔するマドンナ像。2016年に同美術館内で公開の修復作業が行われていて、その現場を写真に収めました。この像は“Madonna Della Misericordia”といって、元はカンナレッジョ地区にあるサンタ・マリア・ミゼリコルディア教会にあったものです。
修復後どうなったのかがずっと気になっていて、今回の旅でミゼリコルディア教会をさがしあててに見に行ったところ、教会が閉まっていて中に入ることができませんでした。
今日、久しぶりにコッレール美術館を訪れたら、偶然にも大広間の天井高く舞い上がっているマドンナに再会しました。詳細は不明ですが、修復後にコッレール美術館に収蔵されたと思われます。
修復中の写真は下記リンクでご覧ください。



# by tatsuokotaki | 2019-03-04 23:11 | Trackback | Comments(0)

ベニスで誕生日  2019/3/3_b0011771_09055791.jpg

今日はベニスで迎える35回目、じゃなくて35年目の誕生日でした。
昨日、コッレール美術館で入場券を買う際、シニア・プライスといったら証明書を見せろといわれました。パスポートは持って歩かないので、日本の国民健康保険証を見せたら、なんとこれが元号表記。
受付の女性が発行年の平成29年の数字を見て、29歳じゃないのかというので説明するのに苦労しました。海外では実際の歳よりいくらか若く見られますが、いくらなんでも29歳というのはありませんがな。
最近は自分でも時々混乱することがありますが、いまの時代に元号というのは必要ない気もしますがいかがなものでしょう。
朝、撮影前にリアルト市場に行って活きたカニと殻つきホタテなどを買って、夕食時にベニスのアパートでささやかな誕生祝いをしてもらいました。


# by tatsuokotaki | 2019-03-03 22:12 | Trackback | Comments(0)

運河の夜   209/3/2

運河の夜   209/3/2_b0011771_06432424.jpg

歩き疲れてきょうも一日が終わる。夜がまた運河をひたす。

# by tatsuokotaki | 2019-03-03 06:50 | Trackback | Comments(2)

カフェ・フローリアンの一夜  2019/3/1_b0011771_07415047.jpg

昨夜のカフェ・フローリアンでの微笑ましい情景。
左にいる可愛らしいおばあさん、仮装の人々で溢れ返った部屋とは別の静かな部屋でレモネードを飲みながらひとり黙々とサンドイッチを食べていた。
当初、この部屋には奥の方に一組カップルがいただけで、カーニバルの狂乱騒ぎとは対照的だった。しかし、このおばあさんの食べっぷりの良さや醸しだす楽しげなオーラが、けばけばしい仮装の人々を圧倒する存在感だった。
そのうち仮装の人がちらほらこの部屋に入ってきて、仮装の人にカメラを向けると、おばあさんもさりげなくカメラに目線を送ってくる。その仕草がなんとも自然体で、あたりを和ませていた。
ぼくが勝手に想像するに、おばあさんは旅行者ではなくヴェネツィア人。ご主人を亡くしてひとり住まい。でも毎日ひとりで楽しい人生を送っている。普段は行かないけれどカーニバルの時は旅行者になったつもりでちょっとお洒落してカフェ・フローリアンにやって来た。仮装の列には入れないけれど、少し離れた場所から自分だけのカーニバルを観察したりして楽しんでいる。
この写真からそんな雰囲気が伝わるでしょうか。

# by tatsuokotaki | 2019-03-02 08:52 | Trackback | Comments(0)

小瀧達郎気紛れ日記

by tatsuokotaki
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31