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多国籍ツアー最終日      2005年7月22日(金)

パリはとバスツアーもいよいよ最終日。今日は木立さんに急用が出来てしまったのでぼくだけが参加することに。バスでバスティーユ広場まで行って、アルスナル港からサン・マルタン運河を船でクルージング。地下を流れていた運河はバスティーユで地上に出て、鉄で出来た優雅なめがね橋の下をくぐって終点のヴィレットの船溜りへ至る。
セーヌとヴィレットは26mも水位差があるので、途中9つある水門で水位を調節しながら船はのんびりと進んで行く。マルセル・カルネの映画で有名な『北ホテル』を過ぎたあたりで、水門にトラブルが生じたらしく、30分ほど船内で足止めされた。どうやら水中で鎖が絡まって、水門が開かなかったようだ。
『HOTEL DU NORD』は『天井桟敷の人々』などでも知られるマルセル・カルネ1938年の作品。映画はスタジオのセットで撮られた様だが、原作の舞台となった北ホテルは前面だけ当時を再現しているが、現在はカフェ・ブラッスリーになっている。
運河廻りも無事終了。再びバスでパリ市内のマルシェ・サン・トノレへ。水門で待たされたこともあってお腹がペコペコだ。
りカルド・ボフィール設計の全面ガラス張りの建物を眺めながら、本ツアー最後の昼食。メニューはゴート・チーズとキューカンバーの前菜。メインはフォアグラ、がちょうのリエット、スモークしたがちょうのフィレ、鴨の骨付きの盛り合わせ。ぼくにはややヘビーだった。デザートは3種のアイスクリームにエスプレッソ・コーヒー。
3日間のツアーはここで終了で自由解散に。お疲れ様でした。それぞれが各国の参加者に別れを告げ、ぼくはバスでホテルまで送ってもらった。。
ホテルで撮影したフィルムを整理してから、まだ時間が早いのでメトロでレ・アールへ行く。大好きな靴屋“Arshe”をのぞいてから数軒先の“Plaques et Pots”へ。ここは昔から変わらぬ店構えのホーロー製品の店。パリの街の地番やメトロの駅名表示板、立ち入り禁止、駐車禁止などの大きなものからドアに付けるトイレの表示まで、ホーローで焼き付けたシャレたプレートが見つかる。10年以上前に買ったホーローの温度計をもう一つ買おうと思って行ったのだがもう作ってないという。残念!インテリアに使えそうな可愛いプレートをいくつか買って、優しそうな老夫婦に別れを告げ店を出た。
久しぶりにポンピドゥ・センターの広場に行ってみたが大道芸人は一人もいなかった。メトロでサン・ジェルマンに出て“PAUL”でチーズ・オムレツとバゲットで軽い夕食。お昼に食べた鴨がまだ尾を引いている。
さあ明日からパリを撮るぞー!
by tatsuokotaki | 2005-07-22 23:38

小瀧達郎気紛れ日記

by tatsuokotaki
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