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パリ到着            2005年7月20日(水)

フランス時間午前4時15分、シャルル・ドゴール空港着。こんな朝早くパリに着いたのは始めてだ。機内でよく寝たし、ぼくは普段でも明け方まで起きているのでそれほど苦にはならない。道路はガラガラだし、パリ市内まで渋滞もなく、タクシーでグラン・ブールバールのホテルに実にスムースにチェック・インすることが出来た。
今回の仕事はパリ市観光会議局による「多国籍プレス・ツアー」と称し、各国からジャーナリストを集め、2泊3日のいってみれば“パリはとバスツアー”をしようというもの。
参加国はイギリス、ドイツ、スイス、ベルギー、ロシア、インド、タイ、スペインそして日本からはぼくとパリ在住のジャーナリスト木立玲子さんが参加する。木立さんは古い友人だが、以前は国営ラジオ・フランスで仕事をしていて、ぼくがパリ在住の日本人の中でいちばん信頼しているジャーナリストだ。現在はフリーで毎日新聞日曜版に『欧州的成熟ライフ』と題するエッセイなどを連載中だ。
今回のツアーの訪問先は主催者任せなので、仕事そのものは実に気楽なもの。ぼくはこの仕事の後、一週間ほど残って久しぶりにパリの街の撮影をするつもりだ。午後の集合時間までだいぶ時間があるので一眠りすることに。
1時過ぎ、ホテルにやって来た木立さんと近くのブラッスリーで昼食。一年ぶりの再会だ。パリはとても涼しくて高原にいるような爽やかさ。
3時にホテルのロビーに各国の参加者が集合していよいよバスツアーの始まり。今日はパリ郊外のシュレーヌにあるワイナリーの見学。小高い丘の上の葡萄畑からは遠くエッフェル塔やパリの街並みが見渡せる。モンマルトルの“ラパン・アジル”の前にも小さな葡萄畑があるが、パリからこんなに近い場所でワインが獲れるというところが主催者のいわんとするところらしい。まだ5~60年のワイナリーで生産量も限られているので、地元のスーパー・マーケットに卸すのが精一杯だとか。一本8ユーロというからまあごく大衆的地酒といったところでしょうか。
ワイナリー見学の後は、パリ市内にもどって、再開発された”ベルシー・ヴィレッジ”(もとは各地のワインの集積所、及び貯蔵庫)でフランス各地のワインを試飲しながら夕食。
早朝から夜まで実に長~い一日だった。
by tatsuokotaki | 2005-07-20 23:09

小瀧達郎気紛れ日記

by tatsuokotaki
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