2017年 07月 24日
写真のある生活 2017/7/24
一枚の写真には写真家の人生がつまっています。人の心を打つ作品は決して小手先で創りだすことはできません。写真家は蚕の糸を紡ぐように、自分が生きた人生から一枚の作品を生みだします。
日々の喜びや悲しみ、そして時に苦しみや憎しみまで、様々な感情の軌跡が作品に昇華されたときに初めて優れた写真が生まれます。それらの作品は美しい花や風景のこともありますが、悲しみや苦しみから生まれた作品が人の心を震わせたりもするから不思議です。
写真という媒体を使えば、誰もが容易に自分だけの物語をかたちにして残す事ができます。その一枚の写真は、あなただけが語ることができる物語を内包しています。
日々の暮らしに疲れて、単調なリズムから抜けだしたいと思う時は誰にもあるのではないでしょうか。そんなとき一台のカメラがあれば、いままで見たことも、経験したこともないような世界に旅をすることができます。
ボクは写真家という職業についたことをいまとても幸せに感じています。
写真のある生活って素敵だと思いませんか?
写真展「LIFE 写真のある生活」gallery bauhaus
~7/25(土)迄 http://www.gallery-bauhaus.com
by tatsuokotaki
| 2017-07-24 19:57
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