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ロバート・フランク大回顧展   ROBERT FRANK  RETROSPECTIVE_b0011771_18130031.jpg
©Robert FRANK

gallery bauhausで7月から始まったロバート・フランク大回顧展も明日いよいよ最終日を迎えます。
パートⅠは『The Americans』を中心とした展示「ON THE ROAD」、パートⅡはカナダ・ノヴァ・スコシアで撮影された作品「BEYOND MEMORY」を中心とした2部構成の展示とさせて頂きました。夏休みを挟んでコロナ禍の中の展覧会でしたが、たくさんの方にご来場頂きお礼申し上げます。
私は個人的には『アメリカンズ』よりパートⅡのノヴァスコシアの写真が好きですが、毎日フランクの写真を眺めるのが日常になっていたので、展覧会が終わってしまうのが少し寂しい気がしています。
gallery bauhausでは通算3回目のフランク展でしたが、フランク自身が制作したオリジナル・プリントを見る機会は今後なかなかないと思います。フランクファンはもとより、モノクローム写真が好きな方にはぜひ観ていただきたい展覧会です。最終日ですがお見逃しなきようお越しください。お待ちしています。



# by tatsuokotaki | 2020-11-20 18:44 | Trackback | Comments(0)

黒部ダム再訪

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今年8月に撮影した黒部ダムのパノラマ写真が思わしくないので再度撮影に出かけた。黒部ダムというとお決まりはダムの放水写真だが、8月は思うような撮影場所が見つけられないまま消化不良で帰ってきた。
今回はトンネルをぬけて前回行かなかったダム湖の遊覧船乗り場側に廻ってみた。こちらから見る黒部ダムの写真はあまり見たことがないけれど、険しい岩山を背景にしたダムは巨大なコンクリートの要塞のようで、行ったことはないけれどチベットの山岳寺院のようでもあった。
せっかくなのでダム湖を一周する遊覧船に乗って、水上からの風景も数カット撮影した。黒部界隈はいま紅葉まっ盛り。昨日は山頂付近に積雪があったようで、紅葉と雪山を同時に見るという貴重な機会にも恵まれた。
あとひと月もすると道路が閉鎖され、あたりは雪と氷に覆われる。沈黙と静寂が支配する世界で、黒部ダムは春まで静かな眠りに入る。

黒部ダム再訪_b0011771_12265731.jpg

# by tatsuokotaki | 2020-10-26 17:06 | Trackback | Comments(0)

奥多摩湖

奥多摩湖_b0011771_18514321.jpg

パノラマ写真の撮影に奥多摩湖へ。
ダム湖への山道は随所で霧に包まれ、激しい雨が車のフロント・ガラスを打ちつける。谷間から次々と湧きあがる雲が、ダムの監視塔を呑みこんで幻想的な風景が眼前でドラマチックに展開する。
撮影が済んで車にもどって、闇に消えゆく風景を暗くなるまで眺めて過ごした。

# by tatsuokotaki | 2020-10-20 19:32 | Trackback | Comments(0)

日仏の肥後守(ひごのかみ)_b0011771_14321444.jpg

散歩をしていてふらりと入った店で懐かしい肥後守を見つけた。
創業明治27年の兵庫県三木市の長尾駒製作所の肥後守は先代が鹿児島から持ち帰ったナイフをもとに製作して、当時の取引先の多くが熊本だったため『肥後守ナイフ』と命名して大ヒットしたそうだ。
今では考えられないけれど、ぼくが子供の頃は小学生でも男子はほぼ100%このナイフをポケットに入れて、学校で鉛筆を削ったり遊びに使ったりしていた。
右はフランスで有名な『オピネル』。1890年フランスのサヴォア山中の小さな村でジェセフ・オピネルによって作られ、今でもフランスの国民的ナイフとして使われている。ふたつとも機能と美を併せ持つ愛すべき道具たちです。

# by tatsuokotaki | 2020-10-17 14:37 | Trackback | Comments(0)

北海道日記

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神の子池。森の中でエメラルド色の泉が静かに呼吸していた。

# by tatsuokotaki | 2020-08-25 20:35 | Trackback | Comments(0)

北海道日記

北海道日記_b0011771_12440788.jpg

阿寒湖は観光地カラーが強すぎてやりきれない。トウモロコシを齧りながらしばし湖を眺めてスルーした。

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湖畔の森では鹿の親子が人を恐れることもなく悠然と草を食んでいた。

# by tatsuokotaki | 2020-08-24 21:41 | Trackback | Comments(0)

北海道日記

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一年の3分の1は霧で覆われるという摩周湖。この日は幸か不幸か快晴。霧で湖がまったく見えない日もあるようなので幸運なのかもしれないが、写真を撮るにはありがたくない光だ。
ぼくは曇天写真家なので、絵葉書写真にならないように撮るのがムズカシイ。

北海道日記_b0011771_13010146.jpg

噴煙をあげる硫黄山。アイヌ語ではアトサ(裸)ヌプリ(山)というそうで、荒々しい岩肌が露出した噴火口はペンキでもまき散らしたような鮮やかな黄色だった。
箱根にも大涌谷という似たような場所があるが、この硫黄山は噴火口の近くまで行けて、風向きのせいか臭いもさほど強烈ではなかった。明治29年に廃坑になるまでここは北海道一の硫黄鉱山だったそうだ。


# by tatsuokotaki | 2020-08-23 22:43 | Trackback | Comments(0)

北海道日記

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今日は北海道のコンビニエンスストア"Seicomart"で買ったお弁当を持って、屈斜路湖で一日釣りをした。昨日の感触で予測はできたが、水温が高すぎて魚の反応がまったくない。おまけに屈斜路湖は遠浅なので、ウエーダーをはいて湖に立ち込まないと魚がついている湖のかけあがりにフライ・ラインが届かない。
お昼時になったので、湖畔の倒木に腰かけて"Seicomart”で買ったかつ丼を食べた。普段コンビニ弁当は食べないけれど、"Seicomart"のかつ丼は美味い!
午后も魚の反応がまったくないので、痺れを切らして長靴のまま湖に立ち込んで毛鉤をキャストし続けた。
陽が落ちて涼しくなってきた頃、場所を変えて釧路川が流れ出しているポイントに移動した。ロケーションは最高で期待したのだけれど、状況は変わらず魚は顔を出してくれなかった。
釣果はさておいて、今日一日屈斜路湖の自然に抱かれて釣りができたのはとても幸せだった。旅の後半でもう一箇所釣りの予定を入れているので、敗者復活戦を楽しみにしつつ、北海道の湖での釣りはウエーダーが不可欠と肝に銘じた一日だった。

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屈斜路湖の実績のある釣りポイントで粘ったが、魚の反応はなかった。ウエーダーを穿かずに湖に入ったが、水温が高いので寒さは全く感じなかった。

# by tatsuokotaki | 2020-08-22 22:08 | Trackback | Comments(0)

北海道日記


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釧路のホテルを出て、釧路湿原の細丘展望台へ。広大な釧路湿原の大きさは把握できたが、展望台と名の付く場所は往々にしてつまらない。写真は撮らずに早々に屈斜路湖へ向かった。
旅でホテルを予約する際、ぼくはいつも「眺めの良い部屋を」とリクエストするのだが、今回の屈斜路湖のホテルも最上階の湖の眺めの良い部屋をとってくれた。このホテルは下層階だと大きな樹木が邪魔になって湖畔側でも湖が見えない。
ホテルは基本的にお客の要望を可能な限り聞いてくれるー例外もあるかもしれませんがーと思っているので、リクエストは遠慮せずにどんどんすることにしている。天気が良くて部屋の窓から見える屈斜路湖が、まるで額縁の絵のように美しかった。
夕暮れまで時間があったので、ホテルの前の湖で日暮れまで妻と一緒に釣りをした。水温が高くて魚の活性が悪いせいか、ちいさなマスが一匹釣れただけだった。明日は撮影がないので、一日中屈斜路湖で釣りをする予定だ。
コロナウイルスの影響でホテルは空いていたがバイキング形式の夕食はパスして、かわりに一階にあるバーでビールとつまみを頼んで、最後はバーのメニューにあったチャーシュー麺とおにぎりでしめた。池が見える広くて静かなバーは他にお客は誰もいなくて、最後まで我々二人で貸し切りだった。

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夕暮れの屈斜路湖。釣果はいまいちだったが、この景色の中で釣りをするだけで幸せな気分になた。

# by tatsuokotaki | 2020-08-21 00:40 | Trackback | Comments(0)

北海道日記

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10時にホテルを出発して車で上士幌に向かう。途中の風景はまさに北海道、車は少ないし人の姿も見かけない。中士幌付近で印象派の絵のような風景に出会って、路肩に車を止めてパノラマ・カメラで数カット写真を撮った。気持ちの良い風が牧草をウネウネとなびかせて、ミケランジェロ・アントニオーニの映画『BLOW UP』(邦題:欲望)を想いだした。カルロ・ディ・パルマのカメラ・ワークが素晴らしくて、ロンドンの公園の梢を渡る風が見事に映しとられていた。

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今日の撮影地タウシュベツ川にかかるアーチ橋。もとは森の中を走る森林鉄道だったが、糠平ダムの建設で森が湖となり、現在のような風景が出現した。通常ならこの時期もっと水位があるそうだが、今年は雨が少なく湖底には森だった頃の大木の根が点在していた。水位が上がるとこの橋梁は水没してすっかり姿を隠してしまうという。
観光客が多くて写真が撮れないかと心配していたのだが、新型コロナ・ウイルスの影響か人が全くいなくて、パノラミックな風景を存分に撮影することができた。ここはまさに世界遺産足りうる風景だが、損傷が激しい橋梁は保存の計画はないそうで、このままだと橋の崩落は時間の問題のような気がする。

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タウシュベツから帯広に戻って、夕食は友人の写真家から教えてもらった"どろぶた”レストラン・ランチョ エルパソに行った。自然放牧で北海道の大地の恵みをたっぷり享受した”どろぶた”は力強い味わいだった。

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# by tatsuokotaki | 2020-08-20 22:02 | Trackback | Comments(0)

小瀧達郎気紛れ日記
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