小瀧達郎気紛れ日記


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 筍とクレソン  2017/4/25

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 伊豆の友人Shuさんが旬の食材、筍、クレソン、甘夏、レモンを送ってくれた。
 筍は煮付けて、クレソンはローストビーフと共に食した。
 胡桃をちらしたクレソンは、茎の部分も新鮮で生気に満ちた美味しさだった。
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by tatsuokotaki | 2017-04-26 13:32 | Trackback | Comments(0)

 壷屋のビスケット    2017/4/25

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本郷にある壷屋総本店は、寛永年間創業の江戸で最初の菓子店だそうだ。この店はもなかで有名だが、先日ためしに買ってみたクッキー(ビスケット)がすばらしくおいしい。3種類ほどある中で、写真のものは昔の英字ビスケットのようにいろいろな形のものが入っていて、味もそれぞれに違っている。
添加物一切なし、自家製で素朴だが実に味わい深い。京都の老舗村上開新堂のクッキーもこんな感じだが、値段はこちらの方がはるかに安い。
店主いわく、クッキーではなくヨーロッパ風にビスケットと呼ぶそうだ。クッキーとビスケットは本来同じものだが、日本では糖分や油分が多いものをクッキーというらしい。
本郷の同じ通りに“竹仙”というあられ屋さんがあるが、両店とも老舗の名前にあぐらをかかず、地道に味を守り続けている姿勢は思わず応援したくなる。

*容器はこの店のものではありません。
by tatsuokotaki | 2017-04-25 01:32 | Trackback | Comments(0)

 ゴロワーズって知ってるかい  2017/4/24

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80年代くらいまでのパリの香りといえばこれでした。飛行場やメトロ構内でこの臭いを嗅ぐと、「あ~、パリに来たんだ」と感無量になったものです。
その後、世界的な禁煙ムードに伴いゴロワーズやジタンを吸う人も少なくなったようで、パリに行ってもこの香りにめったに出会わなくなりました。
当時を知っている人にとっては懐かしい香りではないでしょうか。
by tatsuokotaki | 2017-04-24 00:34 | Trackback | Comments(0)

 東京造形大学跡地 2017/4/20 

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八王子に撮影に行った帰りに、八王子城跡の東京造形大学があった場所に行ってみた(現在は移転)。ボクは造形大の3期生なので、当然ながら入学時に4年生はいなかった。それゆえ一学年15名ほどの写真科の学生は学年をこえて付きあいをしていた。
当時の造形大は写真科に石元泰博、大辻清司、東松証明、高梨豊、奈良原一高、松本俊夫、蓮實重彦、他の学科には桑沢洋子、杉浦康平、田中一光、木村恒久、磯崎新、佐藤忠良など、そうそうたるメンバーが教えに来ていた。それも昨今よくある名前だけ連ねて年に数回の授業というものではなく、毎週しっかりと高尾の山の中まで授業をしに来てくれていた。当時藤沢に住んでいた石元泰博氏はたぶん朝5時起きくらいで大学に通っていたと思う。
ボクも卒業後4年ほど非常勤で写真科の授業を受け持っていたことがある。そのあと校舎が移転してからこの場所に来るのは始めてで、28年ぶりということになる。
記憶を頼りにやってきたが風景が様変わりしていて場所が特定できず、昔からあった墓石屋さんに聞いてようやくたどりついた。
話に聞いてはいたが、校舎は写真のように跡形もなくなっていた。大学建物は中央を流れる沢をまたぐかたちで建てられていて、中央の吹き抜けから下を見ると沢の流れが望めた。
以前のブログにも書いたが、この吹き抜けにロープを渡して綱渡りをした写真科の学生がいて、一人目はうまく渡りきったのだが負けじと挑戦したE君は途中で力尽きて沢まで転落した。ボクは上から見ていたのだが、沢に落ちて気を失ったE君のズボンの内側が縦に裂けていて、衝撃の強さを感じさせた。
救急車で病院に運ばれたE君だったが、心配して見舞いに行った友人が「あの野郎病院で口笛吹いてやがった」といって怒って帰ってきた。沢に至る斜面が柔らかい土で、それがクッションの役割を果たしてE君は事なきを得たようだ。ズボンは最初から破けていたということだった。彼は卒業後、日本デザインセンターの写真部に入社したが、後年自殺していまはいない。
夕暮れの風景に佇んで、しばしそんなことを想いだしていた。
人は誰もが自身の原風景を持っていると思う。学生時代に写真を学んだこの場所は、確実にボクにとっての原風景のひとつである。それが存在しないことはちょっと寂しい気もするが、失われた風景への無常観もそれはそれで悪くない。過去を知る者にとっては意味のある風景も、ハイキングコースにやってくる人たちにとってはただの自然なのだろう。
せっかく来たので大学の裏山の八王子城跡に始めて行ってみたー在学中は行っていない。北条氏照の居館のあった場所が御主殿跡とよばれ、礎石や石垣の一部が史跡として保存されている。氏照は趣味人だったようで、案内板を読んでいたら「中国から輸入された五彩で華やかなお皿で、領国内から採れたアワビやサザエなどを食べたり、ベネチアで作られたレースガラス器や信楽焼きの花器を飾り、そのもとでお茶をたしなみ、枯山水の庭を眺めてお酒を飲んだ」とあった。学生時代にはそれこそ思いもよらなかったが、ここでベネチア・ガラスが出てきたのには少なからず驚いた。八王子市に展示があるのならぜひ見てみたいと思う。
ボクの写真人生は、この場所で入学時に親に買ってもらった一台のニコンFから始まった。
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        当時の東京造形大学校舎
by tatsuokotaki | 2017-04-20 17:15 | Trackback | Comments(2)

 クルミ割り 2017/4/19

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信州で手作りのクルミ割りを買ってから、リスみたいに毎日クルミばかり食べている。キッチンのテーブルには常時信州のクルミを入れた鉢がおいてあるので、コーヒーやウイスキーのつまみにしたり、食事の際はサラダに割って入れたりしている。
なにより割るのが楽しくて、味も剥いて売っているものより香りがあってはるかにおいしい。そのうちリスみたいに尻尾がはえてくるかもしれない。
by tatsuokotaki | 2017-04-19 19:55 | Trackback | Comments(0)

 谷中銀座をぬけて 2017/4/16

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地下鉄千代田線がまだなかった頃、JR日暮里駅から谷中銀座をぬけて団子坂の上にある高校に通っていた。勉強はちっとしないで、PPM(ピーター・ポール&マリー)のコピー・バンドを作り大学生が主催するジュニア・ジャンボリーというコンサートによく出かけていた。
当時、大学生だった小室等や黒澤明の息子の黒澤年男、マイク真木などがそのコンサートに出演していた。PPMの来日公演はいつも最前列で観ていた記憶がある。いったいどうやってそんな席を確保していたのだろう。半世紀も前の霧の中に浮かんだ風景のような話だ。
日暮里駅そばの甘味処“花屋”や谷中銀座の川魚店“福島屋”はいまも健在。この店にたしか双子の美人姉妹がいたがどうしたかなぁ。
休日の谷中はまるで観光地並みの混雑で、外国人に大人気のようでした。
by tatsuokotaki | 2017-04-16 21:10 | Trackback | Comments(0)

 ゼラチンシルバーセッション展 2017/4/11

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外は冷たい雨。今日はいちにち暗室で写真のプリントをしました。いままでグループ展にはあまり縁がなかったのですが、4/22から六本木のAXIS GALLERYで開催されるゼラチンシルバーセッション展に参加させてもらうことになりました。
先日、三好耕三さんに「なに、まだプリントしてないの」と呆れられましたが、いつものことながら締めきり間際にならないと体が動きません。
ふだんは11x14インチの印画紙にプリントすることが多いのですが、今回はすこし大きい16x20インチにプリントしました。
暗室が広くないので、このサイズを現像するにはちょっと面倒ですが、画像の調子を確認するには大きいプリントの方がはるかに楽に感じます。
デジタル全盛時代ですが、本展はフィルムと印画紙を使った銀塩写真(Gelatin Silver Print)の良さをより多くの人に知ってもらい、それを後世に伝えていこうという趣旨のものです。今回の展覧会のテーマは「ポートレート」。
48人の写真家の撮り下ろしです。ぜひ観にいらしてください。
The 9th Gelatin Silver Session "Portrait"

IKEAの洗たくもの干しが大活躍してます。
by tatsuokotaki | 2017-04-11 17:42 | Trackback | Comments(0)

 くるみ割り  2017/4/5

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信州で見つけたくるみ割り器。手作り感溢れた風合いと使い心地がとてもいい。
夜遅くまで聞こえる公園の花見客の喚声を遠くに聞きながらウイスキーのロック。BGMはレナード・コーエン。春の夜が静かに更ける。
by tatsuokotaki | 2017-04-06 01:13 | Trackback | Comments(0)

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