小瀧達郎気紛れ日記


by tatsuokotaki

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 心が逆立ちして       2007年3月31日(土)

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湖に映った風景のように
心が逆立ちして戻れない
そんな日も時にある
by tatsuokotaki | 2007-03-31 23:28

 BLOW UP         2007年3月23日(金)

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ミケランジェロ・アントニオーニ監督の『BLOW UP』(1966)はロンドンの売れっ子カメラマンが主人公の作品。60年代最先端のポップカルチャー満載で、映画に出てきたアンティークの木製プロペラが後に流行ったりもした。
この映画を観てプロ・カメラマンを目ざした若者が世界中にいたという話はまんざら嘘ではないだろう。デビッド・へミングス演じる写真家はそれくらいカッコよかった。
無名の頃のジェーン・バーキンやヤードバーズのジミー・ペイジ、ジェフ・べックなども出演していて、映画音楽はハービー・ハンコック。
この映画のカメラ・ワークが凄かった。マリオン・パーク(男女が逢引していたシーンに登場するロンドンの公園)の木々を渡る「風」が、頬を撫でられるようにリアルに写っていた。

Mamiya6 MF 75mm
by tatsuokotaki | 2007-03-23 23:51

 夜明けのスケッチ       2007年3月22日(木)

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日本から連れて来た時差で朦朧とした頭の中で
どこかで聴いた曲のフレーズが繰り返し鳴っている
空は深いディーコン・ブルー
眠れないぼくは窓から外を眺めてる
ロンドンの青い夜明け

Mamiya6 MF 75mm
by tatsuokotaki | 2007-03-22 23:44

 薄暮へ         2007年3月21日(水)

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ぼくは庭に座って微睡んでいた
移ろいやすい時が
淡い光を放ちながら薄暮へ流れ
翼の天使が色あせる頃
ぼくの心も闇に溶ける

Bath,U.K.
Mamiya6 MF 75mm
by tatsuokotaki | 2007-03-21 23:44

 サルディーニャ土産       2007年3月20日(火)

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お隣のイタリア語の翻訳会社のSさんが、サルディーニャから帰国したという友人を連れて来訪した。お土産のカラスミやチーズ、クレープのようにうすくてパリパリとしたパン、サラミソーセージなどのおすそ分け。
昼間からワインを飲んでしまった。あー、もう仕事したくない。
サルディーニャに行ってみたくなった。
by tatsuokotaki | 2007-03-20 20:16

 クレマチス        2007年3月18日(日)

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窓辺に置いたクレマチスが次々と開花してゆく。
外に出たいけれど、今日が締め切りの原稿書きがある。風邪をひいて咽喉も痛い。
イギリスで「聴いていると悲しくなる曲」1位に選ばれたというthe verveのthe drags don't workを聴きながら朝のコーヒーを飲んで…と、そろそろ仕事を始めないと。
by tatsuokotaki | 2007-03-18 11:16

まわり道した数をかぞえた   2007年3月13日(火)

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―今日のあなたは少年みたいだった―
彼女から届いたメールにはそう書いてあった
眠れない夜
ぼくはキッチンで熱いココアをいれてから
ベッドの中でまわり道した数をかぞえた
それはぼくが押し続けたシャッターの数より少なく
モノにした写真より多そうだった

Brighton,UK 1980
Rolleiflex Planar80mm f2.8  Kodak TX400

by tatsuokotaki | 2007-03-13 00:23 | Trackback | Comments(0)

 春の雪           2007年3月11日(日)

朝、窓を開けたら一面の銀世界。
小諸は温かくて雪見の露天風呂なんて夢だと思っていたら現実になった。
朝食を済ませてから、さっそく温泉に入った。
陽が差し始めて雪はあっというまに消えてしまったけれど、つかのまの雪見の露天風呂を満喫した。中棚荘にはいつものようにゆったりとした時間が流れていた。
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上田の天然酵母パン「ル・ヴァン」の二階のカフェで、コーヒーと焼きたてのスコーンを食べた。フランスの田舎の納屋にいるみたいだった。
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by tatsuokotaki | 2007-03-11 22:47

 太陽がまぶしくて…       2007年3月7日(水)

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「ため息ばかりついてるよ」と言われた
自分ではぜんぜん気づいてなかったけれど…
太陽が眩しかった
by tatsuokotaki | 2007-03-07 23:34

『バッド・タイミング』 ニコラス・ローグ 2007年3月4日(日)

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以前、友人がぼくに観せたい映画があるといって、ニコラス・ローグ監督の『バッド・タイミング』のヴィデオを観せてくれた。共演はアート・ガーファンクルとテレサ・ラッセル。1979年の作品だが、なぜかこの映画観ていなかった。
のっけからウイーンのベルベデーレ宮殿のクリムトやシーレが登場してきて、すごくスノッブな雰囲気だが、映像、音楽共にすごく洒落ていて、キース・ジャレットの“ケルン・コンサート”やビリー・ホリディの曲が抜群のタイミングで挿入されていた。
アート・ガーファンクル扮する精神科医アレックスと、テレサ・ラッセル扮する奔放で魔性の女性ミレーナの激しい愛と破局、そしてテレサの自殺未遂。ストーリーは刑事役のハーヴェイ・カイテルがアレックスの「殺意」を追求するかたちで進行する。
この映画の撮影と重なるように、アート・ガーファンクルは自身のアルバム“シザース・カット”を制作していて、実生活でも恋人ローリーを自殺というかたちで失っている。アルバムの裏ジャケットには自殺した恋人の写真が使用されていた。
当時、私生活で問題を抱えていたぼくを見ていた友人は、“シザース・カット”を聴くたびにぼくを思い出すと言っていた。
 
たとえ爆弾が落ちても
炎の中からあなたを探し出すときみは言った
でも今じゃふたりはまるで他人同士
辛いこともあるけれど
考えるとおかしいね
だってまるでゲームじゃないか
誰もが味わうことなんだ
きみは紙に勝り、紙は石に勝り
石はハサミに勝る
きみはぼくを傷つけ、ぼくはきみを傷つける
彼女は彼を悲しませる

皆のやっていることは
子供の遊びと同じさ
きみはいまだに
ぼくを炎の中から探しだすつもりかい
『scissors cut』 by jimmy webb
訳、滝上よう子
by tatsuokotaki | 2007-03-04 23:38 | Trackback | Comments(0)

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