2018年 04月 21日
ヴェネツィア日記 2018/2/1 曇り時々晴
7:30に起きて、仕事の前にリアルト市場に食材の買いだしに行く。
ヴェネツィアのレストランの魚介類はけっこう臭かったりして感心できないが、リアルト市場には目移りするほど新鮮な魚介や野菜が溢れている。
旅行中とはいえ毎日高くてまずいレストランに行くことを思えば、ちょっとした手間をかけるだけで東京では味わえない食生活を送ることができる。おまけに驚きの安さとくればこれ以上の贅沢はない。
サン・ピエトロ(魚)、アスパラ、ミックス・ベジタブル、チーズ、サラミ、果物、ワイン、プロセッコ、切り花などを買ったが、東京でこれだけの買い物をしたらおそらく十倍近い金額になるだろう。
一日目の撮影はリアルト市場前のトラゲット(渡し船)で対岸に渡って、サンタ・ルチア駅からカンナレッジオ地区を歩いた。
今日はあいにくの雨模様だが、曇り空は冬のヴェネツィアの風景に良く似合う。イタリア本土側の岸まで歩いて、雨に煙る海と本土ーヴェネツィアをつなぐ鉄道橋などを撮影した。
夕方、アパ-トへの帰り道、路地裏のアンティーク・ショップで1950年代のムラーノ・ガラス、AVEM工房のエンジェルを見つけた。
値段を交渉してまけてもらったが、やさしそうな女店主はエンジェルがいなくなるのがさみしそうだった。
トラゲットには乗らずに、少し遠回りだがリアルト橋を渡ってアパートに戻った。
夕食はサン・ピエトロのソテー、ハム、サラミ、チーズの前菜とサラダ、白ワイン。写真も結構撮れたし、充実した一日だった。
アンティーク・ショップで見つけたエンジェルと、パリの書店で買ったジェルメーヌ・クルルの写真集。
by tatsuokotaki
| 2018-04-21 13:29
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