2015年 08月 08日
Praha日記 2015/8/8
呼び鈴を押して通りに面したドアを開けてもらって、通路の先の中庭にスデクのアトリエが再現してある。展示物はスデクの写真が数点と緑のペンキで塗られた流しのみ。スデクはアトリエで多くの作品を残しているが、これほどまでに狭い空間とは思いもしなかった。この驚くべきスケール感が、ボクにとっては最大の展示物だったかもしれない。
プラハ在住の女性写真家の話では、現在のプラハはデジタル写真及びコンセプチュアルな写真が全盛で、銀塩写真やストレート・フォトは古臭いの一言で一蹴されるそうだ。その話を聞いて、偉大なスデクを生んだ国の写真事情にちょっとさみしさを覚えた。
by tatsuokotaki
| 2015-08-08 21:30
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