2011年 01月 05日
『ゲンセンカン主人』の宿 2011年1月5日(水)
つげ義春の『ゲンセンカン主人』の舞台になった群馬県湯宿温泉の大滝屋旅館。床の傾いた当時の建物は建て替えられてすでに無いが、写真の蔵造りの部分が往時を偲ばせる。現在は隣に整骨院が併設され、湯治らしきおじいさんが一人で泊まっていた。
今回宿泊はしなかったが、混浴の一番風呂に入れてもらった。風呂は今風のタイル張りになっていてあまり風情は無かったが、湯につかりながらつげ義春と『ゲンセンカン主人』に想いをめぐらせた。風呂から上がったら優しそうな老女将が空き部屋を無料で使わせてくれて、2時間ほど昼寝させてもらった。建物は新しくなったが、湯宿温泉に流れる緩やかな時間を味わうことができた。
今回宿泊はしなかったが、混浴の一番風呂に入れてもらった。風呂は今風のタイル張りになっていてあまり風情は無かったが、湯につかりながらつげ義春と『ゲンセンカン主人』に想いをめぐらせた。風呂から上がったら優しそうな老女将が空き部屋を無料で使わせてくれて、2時間ほど昼寝させてもらった。建物は新しくなったが、湯宿温泉に流れる緩やかな時間を味わうことができた。
by tatsuokotaki
| 2011-01-05 19:05
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