2010年 10月 03日
秋の日に奥多摩へ 2010年10月3日(日)
気持ちの良い秋の陽射しに誘われて、久しぶりに奥多摩へ出かけた。日の出農産物直売所で野菜や山葵を買ってから、青梅の薪窯パン屋さんへ。冷暖房がいらないほんの短い季節。テラスで気持ちの良い太陽と風を感じながら、林檎の入ったケーキとエルダーフラワー・プレッセ(にわとこから作った発泡性のさわやかな飲み物)。帰りに明日の朝食用にチーズ入りの薪窯パンを買った。
お昼はいつものように「丹三郎」へ行って蕎麦膳コースと山女の塩焼き。残念ながら鮎のシーズンは終わっていた。帰りがけに「丹三郎」の大家さんが、採ったばかりの毬つきの栗を入口に並べていたので分けてもらった。風に乗ってどこからか金木犀の香りがしてきた。昔読んだ大仏次郎のエッセイの中に、金木犀の時期になると蘇る記憶(うろおぼえだが学徒動員だったか)があるという行があったが、金木犀の香りにはなぜか切なさや懐かしさを喚起させる不思議な何かがある。
奥多摩周遊道路へ行くつもりだったが、日が暮れてきたので鳩ノ巣渓谷に車を止めて、つり橋のそばで渓谷を眺めながらコーヒーを飲んだ。「丹三郎」の蕎麦で満腹状態なので食事はせずに「瀬音の湯」で温泉に入って早めに帰宅した。
夕食は買ってきた山葵をおろして、伊豆のまぐろ節(かつおじゃないんです)と混ぜて炊き立てのごはんにかけたものと、2杯目は同じく日の出で買った烏骨鶏(うこっけい)の卵かけごはん。豪華ではないけれど最高のごちそうでした。秋はいちばん好きな季節だ。
お昼はいつものように「丹三郎」へ行って蕎麦膳コースと山女の塩焼き。残念ながら鮎のシーズンは終わっていた。帰りがけに「丹三郎」の大家さんが、採ったばかりの毬つきの栗を入口に並べていたので分けてもらった。風に乗ってどこからか金木犀の香りがしてきた。昔読んだ大仏次郎のエッセイの中に、金木犀の時期になると蘇る記憶(うろおぼえだが学徒動員だったか)があるという行があったが、金木犀の香りにはなぜか切なさや懐かしさを喚起させる不思議な何かがある。
奥多摩周遊道路へ行くつもりだったが、日が暮れてきたので鳩ノ巣渓谷に車を止めて、つり橋のそばで渓谷を眺めながらコーヒーを飲んだ。「丹三郎」の蕎麦で満腹状態なので食事はせずに「瀬音の湯」で温泉に入って早めに帰宅した。
夕食は買ってきた山葵をおろして、伊豆のまぐろ節(かつおじゃないんです)と混ぜて炊き立てのごはんにかけたものと、2杯目は同じく日の出で買った烏骨鶏(うこっけい)の卵かけごはん。豪華ではないけれど最高のごちそうでした。秋はいちばん好きな季節だ。
「丹三郎」のイガグリ君
鳩ノ巣渓谷にて
エルダーフラワー・プレッセは夏の飲み物としてイギリスでよく飲まれています。
by tatsuokotaki
| 2010-10-03 23:32
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